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いいで未来号Ⅱ 「若者会議」視察研修の様子


 1日目の午後からは、「いいで未来号Ⅱ」の主要活動の一つとして位置づけている「若者会議」視察研修を行ないました。

 「若者会議」とは秋田県が主催している事業で、県内各地で若者が集い自分達の地域の現状や課題を見つめながら、自分達でできるまちづくり活動を実践しようという取り組みです。

 秋田の県南地域では、「秋田県南NPOセンター」が受託して活動を行っています。

 今回は、県南地域のうち仙北市で開催されている「仙北市若者会議」を視察させていただきました。

 当日は、仙北市若者会議のメンバーをはじめ、横手市、大仙市、羽後町の各若者会議のメンバーや、事業を主催している県のご担当の方、仙北市長様にもお出迎えをいただきました。

 (たくさんの方々にご協力をいただき、視察研修を実施させていただきましたことを心から御礼いたします。)

【「若者会議」視察研修の様子①】
(秋田県南NPOセンターの方から「若者会議」について説明をいただきました)

【「若者会議」視察研修の様子②】
(横手、大仙、羽後の若者会議のメンバーからも、お話しをお伺いしました)


 いよいよ視察研修の開始です。

 まずは、「若者会議」の概要やこれまでの活動について、秋田県南NPOセンターの高城事務局長様や、横手市、大仙市、羽後町若者会議のメンバーからお話しを伺いました。

 各若者会議では、メンバーがワークショップを重ねながら、まちづくりの実践活動に結び付けています。

 ワークショップのテーマは各若者会議共通のものでも、地域の現状や課題などが異なるため、横手市若者会議ではかまくらや横手やきそばなどを生かした「横手冬の陣」、大仙市若者会議では駅前商店街を大冒険する「大仙クエスト」など、それぞれの若者会議で実践する活動が全く異なります。

 どの若者会議でも、自分達が住んでいる地域を見つめながら、若者らしい大胆な発想と行動力で特色ある活動に結び付けていることに驚きました。

【「若者会議」視察研修の様子③】
(仙北市若者会議のワークショップを視察しました)

【「若者会議」視察研修の様子④】
(ワークショップを真剣な眼差しで熱心に視察しています)


 参加者が若者会議の説明をお聞きしている間、別の部屋では仙北市若者会議のメンバーがワークショップを開催していました。

 視察研修では引き続き、実際にワークショップの様子を見せていただきました。

 仙北市若者会議では、仙北市ゆかりの偉人をNHK大河ドラマに売り込もうという活動に取り組んでいました。

 先ほどお伺いした他の若者会議に負けず、仙北市若者会議でも大胆なアイデアが出されています。

 アイデアだけをお聞きすると、「えっ!そんなこと本当にできるの?」と思う内容ですが、若者会議のメンバーの真剣な話し合いを見ているうち、次第に「必ず実現できる」と思えてくるから不思議です。

 「いいで未来号Ⅱ」の参加者も、ワークショップの様子を熱心に視察しました。

【「若者会議」視察研修の様子⑤】
(若者会議メンバーといいで未来号Ⅱ参加者の合同ワークショップを開催)

【「若者会議」視察研修の様子④】
(ワークショップ参加者も見学者も熱心で、会場は熱気に包まれました)


 本日の視察研修では、若者会議のメンバーや秋田県南NPOセンターの方が「いいで未来号Ⅱ」の参加者のために、あるイベントを用意してくれていました。

 それは、「若者会議メンバー」と「いいで未来号Ⅱ参加者」による合同ワークショップです。

 秋田県と山形県、異なる県に住んでいて、つい先ほど出会ったばかりの人達が、いきなりワークショップなどできるのだろうか?

 最初はどうなることかと思いましたが、実際に始まってみるとその心配は全くなくなりました。

 「まちに賑わいを作るために必要だと思うもの」というテーマものと、ワークショップ参加者はもちろん、まわりから見ている人も、まるで自分がワークショップに参加しているかのように熱心に話し合いを伺っています。

 合同ワークショップは大変盛り上がり、会場内は熱気と一体感に包まれました。

 今回の視察研修を通して、「いいで未来号Ⅱ」の参加者は、自分達の力でまちを良くしようと頑張っている若者達と出会い交流することができました。

 私達の予想を上回る内容に、参加者も大変充実した表情で視察研修を終えることができました。

 お忙しいところお集まりいただいた若者会議のメンバーの皆さん、視察研修の全般にわたり企画調整をいただいた秋田県南NPOセンターの皆さん、そして関係者の皆さんに改めて厚くお礼いたします。

 ありがとうございました!


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この記事に関するお問い合わせ先

担当課/産業振興課プロジェクト推進室

TEL/0238-72-2111(内線:252)

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