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予防接種について

定期予防接種

 予防接種は、感染症の原因となるウイルスや細菌、又は菌がつくり出す毒素の力を弱めて予防接種液(ワクチン)をつくり、これを体に接種して、その病気に対する抵抗力(免疫)をつけることをいいます。
 子どもの病気に対する抵抗力は、生後数か月でほとんど自然に失われていきます。また、子どもは発育と共に外出の機会や、他の人と接触する機会が多くなり、感染症にかかる可能性も高くなります。
 また、高齢者の方についても、基礎疾患をお持ちの方や加齢に伴い、感染症にかかった場合に重症化しやすいことがあります。
 予防接種を受けることで、感染症にかかったとしても症状が軽く済む場合があります。予防接種に対する正しい理解の下で、健康管理にお役立てください。

【予防接種の受け方】
個別接種になりますので、医療機関へ直接予約してください。

【持ち物】
予診票、お子さんの場合は母子健康手帳

【接種費用】
無料
※高齢者の方については、一部自己負担があります。

【注意事項】
◎お子さんの場合は、母子健康手帳交付時にお渡しした「予防接種と子どもの健康」をよくお読みになって接種をしてください。
◎予防接種のスケジュールや、予診票をお持ちでない方については子ども家庭健康室までご連絡ください。


子どもの定期予防接種

<子どもの定期予防接種一覧>
予防接種の種類 対象者(定期接種期間) 対象区分 標準的な接種期間※ 接種回数
ロタウイルス(1価)(ロタリックス) 令和2年8月1日以降に生まれた方で、
出生6週0日後から24週0日後までの間
初回接種については、生後2か月から出生14週6日後までの間 2回
ロタウイルス(5価)(ロタテック) 令和2年8月1日以降に生まれた方で、
出生6週0日後から32週0日後までの間
初回接種については、生後2か月から出生14週6日後までの間 3回
小児肺炎球菌 生後2か月から5歳未満 初回接種 生後2か月から生後7か月に至るまで 接種開始年齢により回数が異なります
追加接種 生後12か月から生後15か月に至るまでの間に初回接種終了後から60日以上の間隔をおいて1回
B型肝炎 1歳未満 初回接種 生後2か月から9か月に至るまで 2回
追加接種 第1回目の注射から139日以上あけて 1回
五種混合
(ジフテリア・百日せき・
破傷風・急性灰白髄炎・ヒブ)
生後2か月から7歳6か月未満 初回接種 生後2か月から生後7か月に至るまで開始し、20日から56日までの間隔をおいて 3回
追加接種 初回接種終了後から6か月から18か月までの間隔をおいて 1回
BCG 1歳未満 生後5か月から8か月に達するまで 1回
MR
(麻しん・風しん)
1歳から2歳未満 1期 1歳から2歳未満 1回
小学校入学前の1年間 2期 小学校入学前の1年間(年長) 1回
水痘
(水ぼうそう)
1歳から3歳未満 1回目 1歳から1歳3か月に達するまで 1回
2回目 1回目接種後6か月から1年あけて 1回
日本脳炎 生後6か月から7歳6か月未満 1期初回 3歳から4歳に達するまで 2回
1期追加 4歳から5歳に達するまで 1回
9歳以上13歳未満 2期 9歳から10歳に達するまで
※平成7年4月2日生まれから平成19年4月1日までの間に生まれた方については、特例措置として20歳までの間に接種する機会があります。対象の方には、個別に郵送にてご案内しております。
1回
二種混合
(ジフテリア・破傷風)
11歳以上13歳未満 2期 11歳に達した時から12歳に達するまで 1回
子宮頸がん予防
(ヒトパピローマウイルス感染症)
小学6年生から高校1年生相当の女子 サーバリックス(2価) 中学1年生の女子

※シルガード9のワクチンについては、15歳未満に1回目の接種を開始した方は、2回で完了します。
3回
ガーダシル(4価)
シルガード9(9価)

※「標準的な接種期間」とは、病気にかかりやすい年齢のときに予防する観点から、接種が望ましいとされる年齢や期間です。可能な限り、この期間に予防接種を受けましょう。


◇ヒトパピローマウイルス感染症予防接種(子宮頸がん予防ワクチン)について

 ヒトパピローマウイルス感染症予防接種は、平成25年4月1日より定期接種として開始されましたが、平成25年6月14日に厚生労働省より、ヒトパピローマウイルス感染症予防接種を接種した後に持続的な痛み等の副反応が特異的に見られたことから、積極的な勧奨が差し控えられておりました。
 しかし、このたび国の審議会にて、安全性について特段の懸念が認められないこと、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたため、積極的勧奨が再開されました。
 これにより積極的勧奨の差し控えにより接種の機会を逃した方についても、公平な接種機会を確保する観点から「キャッチアップ接種」を実施します。
 接種を希望される場合は、説明書を十分にお読みいただき、ワクチン接種の効果や副反応について理解し、医師とよく相談の上接種していただきますようお願いいたします。

「キャッチアップ接種とは」
これまでの積極的勧奨の差し控えにより接種の機会を逃した方に対し、従来の定期接種の対象年齢を超えて接種を行うことができ、国の定める期間内であれば接種料金が無料になる制度です。


【対象者】
平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女子のうち、令和6年度末までに1回目を接種開始した方
『実施期間は令和8年3月31日まで』

【接種方法】
個別接種になりますので、医療機関へ直接予約してください。

【接種料金】
無料
※医療機関によっては、一旦お支払いをしていただく場合もございます。(下記の償還払いについてをご覧ください。)

【持ち物】
予診票(通知文に同封しております)、母子健康手帳、健康保険証

【ワクチンについて】
対象のワクチンは3種類となります。

○サーバリックス・・・1か月の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回接種
○ガーダシル・・・・・・・2か月の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回接種
○シルガード9・・・・・2か月の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回接種

※既に1・2回分の接種がお済みの方については、残りの回数分を接種することになります。
※通知文に同封しております予診票の枚数については、町で把握している接種歴をもとに送付しております。
※原則接種する際は以前接種したワクチンと同じワクチンを接種していただきますようご留意ください。
※過去の接種歴を確認するものが無い場合や接種スケジュールの詳細については、子ども家庭健康室にご相談ください。
※どのワクチンを接種するかは、医師と相談ください。

【償還払いについて】
<キャッチアップ接種の方>
積極的勧奨が差し控えなされていた間に自費にて接種をされた方に対し、費用の全部または一部をお返しできる場合がありますので、子ども家庭健康室にご相談ください。
●申請期限・・・令和8年3月31日まで

<定期接種の方>
定期接種の方の中で、契約医療機関外で接種された等の理由で、自費にて接種された方に対し、費用の全部または一部をお返しできる場合がありますので、子ども家庭健康室にご相談ください。
●申請期限・・・令和8年3月31日まで


高齢者の方の定期予防接種

◇高齢者肺炎球菌予防接種について

【対象者】
1.満65歳の方(66歳の誕生日の前日まで)
2.60歳以上65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能低下のために日常生活に障害を有する方(身体障害者手帳1級相当)

【接種方法】
23価肺炎球菌ワクチン(ポリサッカライド)を1回接種

【接種費用】
接種費用のうち3,000円を助成します。

【その他】
〇すでに肺炎球菌ワクチン(ポリサッカライド)の接種を受けたことがある方は、対象外となります。
〇対象年齢外の方は、町独自で高齢者肺炎球菌ワクチン助成事業も行っております。任意接種の「高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種費用の助成について」をご覧ください。

◎肺炎球菌予防接種対象となる方へは、別途予診票等を送付いたします。
 


◇帯状疱疹予防接種について

 令和7年度から、65歳以上などを対象に帯状疱疹ワクチンの定期接種を実施します。

【対象者】
1.令和7年度中に以下の年齢を迎える方

100歳 大正14年4月2日~大正15年4月1日生まれ
95歳 昭和5年4月2日~昭和6年4月1日生まれ
90歳 昭和10年4月2日~昭和11年4月1日生まれ
85歳 昭和15年4月2日~昭和16年4月1日生まれ
80歳 昭和20年4月2日~昭和21年4月1日生まれ
75歳 昭和25年4月2日~昭和26年4月1日生まれ
70歳 昭和30年4月2日~昭和31年4月1日生まれ
65歳 昭和35年4月2日~昭和36年4月1日生まれ

 ※100歳以上の方は令和7年度に限り全員対象となります。

2.60歳以上65歳未満の方で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害があり、日常生活がほとんど不可能な方

【ワクチンの種類と回数】
●生ワクチン・・・・・・・1回
●組換えワクチン・・・2か月以上の間隔をあけて2回

それぞれのワクチンの特徴は、帯状疱疹の予防接種についての説明書このリンクは別ウィンドウで開きますリーフレットこのリンクは別ウィンドウで開きますをよくご覧いただき、どちらのワクチンを選択するかは主治医とご相談ください。予診票は2枚同封しております。生ワクチンの場合は1枚破棄してくださいますようお願いいたします。

【接種方法】
個別接種になりますので、医療機関へ直接予約してください。

【接種場所】
通知に同封の「令和7年度帯状疱疹予防接種医療機関一覧」をご覧ください。

【接種費用】
接種費用(生ワクチン 約9,000円、組換えワクチン 約22,000円)のうち、生ワクチンは4,400円、組換えワクチンは1回あたり11,000円(2回まで)を助成します。
※生活保護の方は全額免除となりますので、健康福祉課 子ども家庭健康室へご連絡ください。

【持ち物】
予診票(オレンジ色)、予防接種済証(A5サイズ)、接種費用

【注意事項】
予防接種済証は、自宅にて大切に保管してください。


任意予防接種

◇風しん抗体検査及びワクチン接種の助成

 飯豊町では風しんの抗体検査および風しんを予防するためのワクチン接種費用の助成を行っています。

【対象者】
次の条件のいずれかに該当する方
(ただし、今まで町の助成を受けた方、風しんにかかったことのある方、風しんワクチンを2回接種した方は除く)

◇風しん抗体検査 (年齢は当該年度4月1日現在)
●妊娠を希望する18~50歳女性
 (妊娠中の方および妊娠の可能性のある方は除く)
●妊娠を希望する18~50歳女性の夫及び同居家族
 (妊娠を希望する女性が風しん抗体価が十分にある、風しんにかかったことがある、風しんの予防接種を2回受けたことがある場合は除く)
●妊婦の夫および同居家族
 (妊婦が妊婦健診で抗体価が十分あると確認できた場合は除く)
◇予防接種
●抗体検査を受けた方で、抗体価が十分でないと判定確認できた方
 (妊娠中の方や妊娠の可能性のある方は除く)

【助成額】
一人につきそれぞれ1回限りです。
●抗体検査・・・・・・・・・全額
●ワクチン接種費・・・全額

【申請受付および助成期間】
●令和7年4月1日〜令和8年3月31日まで

【申請手続き】
印鑑を持参し、健康福祉課にて助成の申請を行ってください。

 妊婦(妊娠の可能性のある女性も含む)さんの夫と同居家族の方が助成を希望される場合は、申請時に妊婦さんの抗体検査の結果がわかるものを持参ください。
 


◇高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種費用の助成について

 飯豊町では、高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種の定期予防接種の対象とならなかった方について接種費を助成します。

【対象者】
・飯豊町在住の65歳以上の方で、過去に肺炎球菌ワクチン予防接種の助成を受けたことがない方
・高齢者肺炎球菌ワクチン定期予防接種に該当しない方

【接種場所】
・さゆりクリニック
・飯豊町国民健康保険診療所
・飯豊町国民健康保険診療所付属中津川診療所

【接種費用】
接種費用のうち3,000円を助成します。接種費用は医療機関により異なりますので、事前にご確認ください。

【助成の受け方】
町健康福祉課に来所いただき、助成券を受け取ったのち、指定医療機関に予約をして接種を受けてください。(電話での受け付けも可能です。その場合は、助成券を郵送させていただきます。)

ワクチン接種は、当該年度の3月31日までに終了してください。
 



この記事に関するお問い合わせ先

担当課/健康福祉課 子ども家庭健康室
    山形県西置賜郡飯豊町大字椿3654-1番地

TEL/0238-86-2338(健康福祉課)    
FAX/0238-86-2230

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