飯豊町を知る
飯豊町の今
2月の出来事
飯豊町園芸振興説明会
2月2日、町民総合センター「あ〜す」で、園芸振興説明会がありました。野菜や果物といった農作物の生産を拡大し、農家の所得向上に結び付けようと町農業技術者会が企画。約30人が参加し、園芸作物生産者の事例報告に耳を傾けました。このうちJA山形おきたまアスパラガス振興部会の加藤富夫部会長(添川)は、「アスパラガスは細かい作業が得意な女性の方に適している作物」と説明されました。
いいで地域史学習会
2月4日、町民総合センター「あ〜す」で、いいで地域史学習会が開かれました。いいで歴史考古の会が、地域の歴史に触れてもらおうと3週にわたり3つの講座を開講。この日は、山形大学の三上喜孝准教授が「天養寺観音堂の落書きが語るもの」を演題に講義し、巡礼者が残した落書きから中世・近世の人々の習慣や信仰の様子などを解説。町内外から集まった聴講者約40名は熱心に聞き入っていました。
第二小学校「親子げんきっ子プロジェクト」
第二小学校では、児童の朝食欠食を防ぐことと、テレビやゲーム機に触れる時間を減らすことなどを目標に掲げた「親子げんきっ子プロジェクト」に取り組んでいます。2月5日には、全校児童と保護者が集ってキャンペーンを開催。町内小中学生の実態調査に基づき、ゲーム機が子どもたちの学習に与える悪影響が報告されたほか、5年生が総合学習で調べた「ごはん食の効果」を発表しました。参加者は熱心に耳を傾け、取り組みへの意欲を新たにしていました。
町消防団消防座談会
11月から3月にかけ、町消防団では団員を対象にした各分団ごとの座談会を開催しています。目的は、団員の意見を広く集め、消防団の運営改善につなげること。2月9日には、白椿地区公民館で第2分団の座談会があり、小型ポンプ積載車の老朽化や班員減少に悩む現状などの意見が交わされました。また会の中で田辺隆団長は「地域に密着した活動を展開して欲しい」と呼びかけていました。
つばき雪あかりの路(みち)
2月11日、椿地区で「つばき雪あかりの路(みち)」が行われました。地区の活性化と東日本大震災の復興への祈願を目的に、椿区民会(佐原正会長)などが企画しました。同会が約350世帯にろうそくを配布し、協力に応じた住民や事業所などが道路沿いに雪灯籠を作って点火。町中が幻想的な明かりに包まれました。また、白椿地区公民館で行われた点灯式では、「きずな」の文字をろうそくの明かりで描き、集まった約60人が犠牲者への黙とうをささげました。
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