メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の言葉の認知度は高く、町民にも広く浸透していますが、具体的にどのような症状なのかご存知でしょうか。
あわせてメタボリックシンドロームの危険性についても認識して、予防と対策をしましょう。
◆ メタボロックシンドローム(症候群)とは
・内臓脂肪型肥満である
・高血圧や高血糖、血液中の脂質が高い数値のうち2つ以上該当する
この状態をメタボリックシンドロームといいます。
◆ セルフチェックしてみましょう
◆ メタボリックシンドロームの問題
肥満はさまざまな生活習慣病の要因になります。
高血圧症や高脂血症は、動脈硬化や血栓をおこす原因となり、さらに重大な病気に繋がります。
・脳卒中
・心筋梗塞や狭心症など心疾患
・糖尿病
・痛風
・脂肪肝
などの病気に深いかかわりがあります。
日本人の死因は、
1位 がん
2位 心疾患
3位 肺炎
4位 脳血管疾患
となっており、特に脳血管疾患と心疾患はメタボリックシンドロームが大きく影響していると思われます。
発病は生命の危険はもちろん、後遺症が残り寝たきりになることもあります。
病気の予防にはメタボリックシンドローム対策が重要になります。
◆ BMIを利用して適正体重を知りましょう
◇BMI
BMI(Body Mass Index)は肥満指数のことで、以下の式で求められます。
◇適正体重
日本肥満学会で健康値はBMI22と推奨されています。
適正体重の基準にすると以下の数式で求められます。
BMI値と状態の目安
BMI | 状態 | |
18.5未満 | やせ | |
18.5以上25未満 | 普通 | |
25以上30未満 | 肥満 | 肥満度1 |
30以上35未満 | 肥満度2 | |
35以上40未満 | 肥満度3 | |
40以上 | 肥満度4 |
・計算例
身長160センチ体重70キロの人
BMI : 70÷(1.6×1.6)=27.34 …肥満度1
適正体重 : 1.6×1.6×22=56.32
適正体重になるようにメタボリック予防をしましょう。
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町健康福祉課 健康医療室 86−2338
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