食中毒は腐敗ではないので、原因の細菌やウィルスが付着しても、「味」「色」「におい」に変化はありません。
食中毒を予防するには、3つの原則があります。
・食中毒の種類については、以下のページをご覧ください。
「食中毒の種類と流行を知りましょう」
・ノロウイルスについて
「ノロウイルス感染を予防しましょう」
食中毒の種類により予防の方法はありますが、食品の取り扱いの注意点は共通しています。
食品の「購入」「保存」「調理」と、食事に関して以下のポイントを守るようにしましょう。
☆新鮮なものを購入しましょう
・肉や魚などは変色やドリップがないもの
・消費期限や賞味期限を確認する
☆買い物はこまめにしましょう
・必要な食品だけを購入
◆ 食品の保存
☆食品に適した保存をしましょう
・生鮮食品は冷蔵または冷凍
・ラップやビニル袋に小分けして保存
・ドリップが他の食品に付かないようにする
☆正しい保管方法でも菌が発生します
・早めに使い切る
◆ 食品の調理
☆手洗いは菌の増殖、感染を防ぎます
・調理の始め、調理の途中、適時に手を正しく洗う
☆調理器具を清潔に保ちましょう
・生ものを扱った包丁、まな板、ボウルなどはよく洗浄、消毒をする
・煮沸消毒がおすすめ
☆食品の解凍は電子レンジや冷蔵庫で行いましょう
・常温での自然解凍は避ける
・解凍した食品は、再冷凍しない
☆食肉はしっかり火を通しましょう
・カンピロバクターは不完全な加熱が原因
・電子レンジの加熱はむらが残るため、数回かき混ぜて加熱する
☆適量の調理をしましょう
・一度に大量に作り置きすると、菌が繁殖しやすくなる
・食べきれる量を考える
◆ 食事
☆菌の感染を防ぎましょう
・手洗い
・清潔な布巾でテーブルをふく
・焼肉などその場で調理する場合、生ものを扱う箸は別にする
・食べきれない料理は、ラップなどをして冷蔵
☆残り物やカレーなど時間をおいて食べるものはしっかり再加熱
・しっかり中心まで加熱する
◆ お問い合わせ
町健康福祉課 健康医療室 86−2338
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